本文へスキップ

電話でのお問い合わせはTEL.045-261-8191

〒231-0036 横浜市中区山田町1-2

院内感染対策Infection control

院内感染対策指針

 われわれ医療従事者には患者の安全を確保するため不断の努力が求められている。医療関連感染の発症を未然に防止すること、ひとたび発生した感染症が拡大しないように可及的速やかに制圧、終息を図ることは医療機関の義務である。横浜掖済会病院においては本指針により院内感染対策を行う。

 本指針について
(1)策定と変更
本指針、感染対策マニュアルは院内感染対策委員会の議を経て策定したものである。また、院内感染対策委員会の議を経て適宜変更するものであり、変更に際しては最新の科学的根拠に基づかなければならない。

 院内感染対策のための委員会に関する事項
 院内感染対策に関する院内全体の問題点を把握して改善策を講じる等を行うために院内感染対策委員会および感染対策チーム(ICT)を設置する。委員会は職種横断的に構成し、月1回程度開催する。院内感染対策上重要な病原微生物が検出された場合など必要時は適宜開催する。これらについての規程は別途定める。

 職員への周知と遵守率向上
 本指針・感染対策マニュアルに記載された各対策は、全職員の協力の下に遵守率を高めなければならない。
(1)院内感染対策委員会は現場職員が自主的に各対策を実践して行くよう動機付けする。
(2)必要に応じた教育を通じて、全職員の感染対策に関する知識を高め、重要性を自覚するように導く。
(3)定期的にラウンドを活用して現場における効果的介入を試みる。

 職員研修の基本方針
(1)感染対策に関する知識を高め重要性を自覚するために院内講習会を開催する。
(2)講習会は全職員を対象とし、年2回開催する。
(3)必要に応じて臨時講習会を開催する。

 感染症発生状況報告の基本方針
(1)院内のMRSA検出状況は、検出するたびにICTに報告する。また毎月の感染対策委員会でも報告する。
(2)多剤耐性菌についてもMRSAと同様に報告する。
(3)その他、院内感染対策上重要な病原微生物が検出された場合は感染対策委員会とICTに報告する。

 病院感染発生時の対応
(1)異常発生時は、その状況および患者への対応等を管理者・感染対策委員会・ICTに報告する。
(2)管理者・感染対策委員会・ICTは速やかに発生の原因を究明し、改善策を立案し、実施するために全職員へ周知徹底する。
(3)必要に応じて臨時講習会を開催する。

 院内感染対策推進のためのの基本方針
感染対策マニュアルを各部署に常備するとともに、全職員はこれを遵守する。また、感染対策マニュアルは必要に応じて改訂し、全職員に周知する。

 本指針の閲覧
職員は患者との情報の共有に努め、患者およびその家族から本指針の閲覧の求めがあった場合には、これに応じるものとする。なお本指針の照会には、院内感染対策推進者が対応する。

平成30年10月改訂

>>医療安全対策について
>>個人情報保護について


横浜掖済会病院外来受付時間
 午前8:30~午前11:30
 (土・日・祝祭日休診)

お見舞いの方へ(面会時間)
※面会制限実施中